練習小説&妄想
妄想の神さまが降りてきた
こんにちは!
電子書籍コンサルタントの杉本ゆみです。
昨日の朝、妄想の神様が降りてきまして
掃除も洗濯もやらずに、ひたすら書いていました。
妄想短編小説を笑。
時々、こういうことがあるんです・・・。
そんな時は、ゴミ出しが終わってなかろうが
なんだろうがもう
書くしかないです。
なかなかいい感じの書けました♪
読んでね☆
あと、近いうちに「超短編小説」を書く
ワークショップ開きます!
おたのしみに☆
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ラッシュ時の電車の中で
私の髪が絡まった。
隣に立っていた高校生男子の袖に。
スマホを見ていた男子の
ゴツゴツとした手と、私の髪が
絡んでしまえとばかりに絡まった。
え?え?と慌てれば慌てるほど
二流の恋愛ドラマのようにもつれていく。
毛玉だらけのグレーのセーターから
ビロンと伸びたYシャツのボタン。
そんな着方してるから・・・
と言ったところで始まらない。
…今日は確か、前髪切りバサミ持ってる。
昼休みにオフィスで
伸びたとこをパッツンしようと思ってたんだ。
首を男子の方へ傾げたまま、バッグをさぐる。
あった。
「これで切っちゃってください!」
手早く男子にハサミを渡すと
「え、いいんすか?」と遠慮がちな声。
「早く~」
と懇願すると、ジャキッと音がした。
男子は、髪がもつれたYシャツを切った。
私の髪には3センチ四方くらいの
Yシャツ髪飾り。
「女の人の髪なんて切れないっすよ」
男子はピョコッと会釈をすると
恥ずかしそうに口を曲げて
次の駅で降りてった。
…なんとゆう末恐ろしい男。
Yシャツ頭につけたまま、しばし放心状態…。
月曜日の小さなハッピー、いただきました。
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2016-10-19 | Posted in 練習小説&妄想 | No Comments »
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